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スタッフブログ

2015年のARコンテンツ作成勉強会を振り返る

生活支援IT研究室の吉永です。

友人の越水さんと始めたARコンテンツ作成勉強会も早いもので初開催から2年半近く、さらに松本さんと岩崎さんが加わり現在の運営体制になってからは丸2年が経ちました。そして今年も各地で合計13回も勉強会を開催することができたので、忘れないようにこの1年の活動内容を振り返ってみました。

今年のテーマは応用

昨年のテーマ「誰でも簡単」に続いて今年のテーマは「応用・発展」とし、マーカーにCGや画像を重ねるシンプルなARから一歩進んだ「塗り絵AR」や、「Leap Motion」や「Kinect」などのモーションコントローラと連携したARのようにプログラミングがメインとなる内容を中心に扱ってきました。
ちなみにAR勉強会はいつもハンズオン形式で実施しているため、プログラミング要素が多くなった今年は前年よりも難度が上がり、講師役として上手く勉強会を進められるのか不安だらけでした。そのため参加者や運営メンバーに事前準備や動作確認の協力をしてもらうこともしばしば。。。
おかげさまで大きなトラブルもなく、初めて触れる技術でもみんなでワイワイしながら目標コンテンツを作ることができました。

勉強会の様子

また今年は、これまでの勉強会で使用していたARツールの開発元であったmetaio社がApple社に買収されたことにより、関連ツールが12/15以降は使えなくなることが発表されました。
これをきっかけに勉強会でもVuforiaというARエンジンとUnityという流行のゲームエンジンを用いたコンテンツ作成方法についても勉強しました。このテーマについては全くの予定外ではありましたが、高品質なCGの入手やアニメーションの制御など従来ツールではできなかった機能を容易に利用できることを知れて、コンテンツ開発関連の知識の幅がいくらか広がった気がします。

開催地と回数

今年もありがたいことに県外の方々から「うちでも勉強会をやろう」と声をかけていただき、熊本、宮崎、埼玉、福岡を合わせて合計13回の勉強会を開催することができました。

福岡:7回、熊本:3回、宮崎:2回、埼玉:1回

個人的に来年は中国地方に行きたいなあ。(広島開催決定!→ イベントページ)

勉強会後のアクション

運営メンバーや参加者の中には、勉強会で覚えた内容やそこで見たデバイスから得たアイデアをもとにコンテンツを作った人が沢山いました。例えば、地場(天草)のお菓子のパッケージにARを仕込んだり、不動産屋とコラボして空き地に建設予定の家のイメージを表示したりといった案件をお仕事で手掛けた方々がいました。
また福岡の運営メンバーの岩崎さんは、スマートフォンなどで撮影したパノラマ画像や、THETAなどで撮影した全天球画像をシェアするサービスEvafulを公開しました。こちらは、ただ画像を表示するだけではなく、マウス操作やタッチ操作で視点を変更することができます。さらにスマートフォンで閲覧した場合にはその向きを変えるだけで視点が追従するVR機能が利用できます。百聞は一見に如かずということで一度体験してみてください。

↓クリックすると画像一覧が表示されます
http://evaful.com/

他には今年の年賀状や名刺にARを仕込んだ人や勉強会で作ったコンテンツを独自にアレンジして自宅で遊んでみた人、展示会などでデモをした人、勉強会をきっかけにKinectやLeap Motionを買ってしまった人もいました。さらに、HTML5で実現する未来のWeb@宮崎というイベントでARに関する講演やデモをした方もいました。このように少しずつ広がりが見えてきたAR勉強会、今後どんなコンテンツが出てくるのかが非常に楽しみです!

2016年の予定

今年2015年のテーマは応用ということで、一回あたりの参加可能人数を少なめに(5-8人)設定していたため、興味があるのに参加できなかったという人がいたのがちょっと残念でした。これについては、希望者がいれば再開催をしたいと思っているので吉永(twitter, facebook) までぜひご連絡ください。
また、来年の勉強会では「初心者向け」と「応用」の両方をやろうと考えています。初心者向けの内容ではドラッグ&ドロップのようなマウス操作だけでARコンテンツを作るような話を、応用の内容では引き続きKinectやLeap Motionとの連携をやりつつ、OpenCVを用いた画像処理などもやろうと考えています。興味のある方はTwitterのハッシュタグ#AR_Fukuoka, #AR_Kumamoto, #AR_miyazakiをチェックしてみてください。

最後に

勉強会に参加してくださった皆様、勉強会を開催してくれた熊本の早井さん、宮崎の永井さん、埼玉の井門先生、福岡の運営、さらに会場を貸してくださったシステムフォレスト様、アラタナ様、埼玉工業大学様、Kinect編の際に機材を貸していただいた九州大学の岡安先生と福岡工業大学の家永先生、ありがとうございました。

参考:2015年の勉強会開催ログ

福岡県内での開催
12/21 プログラミング0で簡単AR→様子
10/31 KinectでAR空間に入りこもう→様子
07/14 UnityとVuforiaでお手軽AR→様子
06/13 自習 vol.3 (緊急企画:unity+vuforiaを用いたAR)→様子
04/29 Kinectを用いたAR →様子
03/14 Kinectを使ってみよう →様子
02/14 Leap MotionでCGを動かそう →様子

福岡県外での開催
12/26 UnityではじめるAR in 宮崎
09/03 UnityとVuforiaでお手軽AR in 深谷 様子
08/01 UnityとVuforiaでお手軽AR in 熊本様子
05/16 Kinectを用いたAR in 熊本様子
01/31 コピペでできる!ARコンテンツ作成勉強会 in 熊本 →様子
01/10 塗り絵が飛び出す!!ARコンテンツ作成勉強会 in 宮崎 →様子レポート

※なおARコンテンツ作成勉強はISITではなく個人の活動になります。
ご興味を持たれた方は下記運営メンバーまでお気軽にお問い合わせください。
吉永 (@Taka_Yoshinaga)
越水 (@kossymiz)
松本 (@matsuyu1979)
岩崎 (@youhei_iwasaki)