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スタッフブログ

SNSの編集術?「後ろから読んでみる」シリーズ

Twitterでは、古今東西の知名人の名言(or名著の細切れ)が bot というカテゴリーで、結構、豊かに、細めに、呟かれる。

それらをじっくり眺めてみると、いやはや、さすがに素晴らしい知恵の宝庫であることに気付く。
ただ、短い言葉を前後の文脈を参照することなく理解するには「後ろから読んでみる」という試行錯誤のテクニックが実によく役に立つ。ちょっと実例(下段が名言、上段に「後ろからの読解」)を三つばかり・・・

どうでしょう、オリジナルの深みに対してなんとなく手が届く感じ?しません? うまく理解できると、本家のTwitterではなくてFacebookの方にUP、前掲のように。Facebookには「名言bot」は殆どないので、喜んで見てくれる人は、まあ数人から十数人くらいは居てくれて、投稿のモティベーションはなんとなく持続している。

このところ好んで引用しているbotは、論語、ゲーテ、アインシュタイン、セネカ、キケロ、吉本隆明、モンテーニュ、そして去年あたりから、ハンナ・アーレント。

アーレントはむつかしい。たとえば、これ↓


いやはや、手が付けられないでせう。取り付く島も無し。こういうとき「後ろから読んでみる」が役に立ちます。こんな感じ↓
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ファシズムに対抗できる人間の唯一の能力は「約束する力」である。
なぜなら、約束は「人間事象の二重の暗闇」を克服するから。
人間事象の二重の暗闇とは「自由の代償としての孤立」と「平等の代償としての依存」である。
つまり、「約束」は人間を「孤立から自立へ」「依存から共存へ」と導く。
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このときは自由と平等というキーワードが降りてきてまとめることができた。とにかく自分の頭のwebが起動するまであきらめずに「後ろから」眺めることで、だいたい何とかなる。
(「自由と平等の両立」に関していえば、松本武さんの「ファーム・アライアンス」ではないけれど「自立した者(組織)間の連合存立」しかないですね)
頭の中の動きを思い出してみると、第二の暗闇の中に「平等」の功罪がありそうだと気付いた後、ふと、頭に浮かんだのが以前描いた図面の左半分。これがこのときの僕のweb。

孤立ではなく自立、依存ではなく共存。そうすると、なんとか自由を失わず(あるいは野放図になることを自ら抑止できて、というべきか)平等の真意に生きることができる・・・かな。

最後に軽めのシリーズを三篇。