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プレスリリース

プレスリリース

データファームコンプレックス「BODIC.org」運用開始

2014年11月6日
公益財団法人九州先端科学技術研究所


ビッグデータとオープンデータの収集・蓄積・分析・活用を
誰でも一元的に行うことの出来るデータファームコンプレックス

「BODIC.org」運用開始

 公益財団法人九州先端科学技術研究所(理事長:貫 正義、所在地:福岡市早良区、以下:ISIT)はBODIK(ビッグデータ&オープンデータ研究会 in 九州)(*1)活動の一環として、本日よりビッグデータとオープンデータの収集・蓄積・分析・活用をパブリッククラウド上で誰でも一元的に行うことの出来 るデータファームコンプレックス「BODIC.org (BigData & OpenData in the Cloud)」(*2)の運用を開始します。

 近年、ビッグデータ利活用の需要が高まっていますが、そのビッグデータを収集し蓄積・分析するための環境を自前で構築するのは技術面、コスト面でも容易ではありません。また、蓄積したビッグデータを第三者に提供したり、さらには一般に公開するのも同様の課題を抱えています。
 一方、ビッグデータとは別の潮流として、政府や地方自治体が有する各種の情報をオープンデータ(*3)として一般に公開し、それを民間による行政サービスやビジネスに利活用しようという動きがあります。このオープンデータサイトの構築・運用についても、上記のビッグデータが直面しているのと同じ課題が存在しています。

 このような現状を踏まえ、BODIC.orgでは以下のサービスをパブリッククラウド上で提供します。

■ データファーム(Data Farm)プラットフォーム:複数のタイプの異なるデータ収集・蓄積・
  分析・活用環境を「データファームプラットフォーム」として用意。データ提供者は、所有する
  データの種類や利活用の用途に応じて最適なプラットフォームを選択、自身のデータファーム
  して運用可能。
■ データマーケットプレイス(Data Marketplace):データ提供者は自身のデータファーム上の
  データをデータマーケットプレイスに出品するだけで、データ利用を希望する者(データ利用者)
  に対して有償・無償で当該データを提供可能。データ利用者は、有償で購入したデータ、無償で
  獲得したデータ、あるいは自分自身が所有するデータ等々をマッシュアップして、ビッグデータ、
  オープンデータを自由自在に分析・活用可能。
■ データ分析ツール:各種のデータ分析ツールをクラウド上に用意。データ利用者はデータをダウン
  ロードすることなく、クラウド上でデータ分析可能。
■ データアクセスインタフェース:データ利用者が情報システムやアプリケーションソフトウェア
  からBODIC.org上のデータにアクセスするための各種API (Application Programming Interface)
  を用意。BODIC.orgから収集した各種データをマッシュアップして様々なサービスをデータ利用者
  は第三者(サービス利用者)に対して提供可能。

 データファームプラットフォームとしてはまず、センサーデータ等の時系列データを収集・蓄積・分析するための「TeaScoop」、および、オープンデータを公開・活用するために「TeaPot」の2種類が提供開始されます。さらに、それぞれの上で以下の2つのデータファームの運用が始まります。

■ 九州大学P-Senデータファーム(TeaScoop上):九州大学共進化社会システム創成拠点(拠点
  長:是久洋一)が本日から九州大学伊都キャンパスで運用開始する「P-Sen (Petit Sensor Box)」
  (*4)と呼ぶポール型センサーで計測した人流・物流データを収集・蓄積。文部科学省「革新的
  イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」(平成25年度〜平成33年度)の研究目的のため
  に利活用すると同時に、希望者への無償提供も実施予定。
■ 福岡市公共施設等オープンデータファーム(TeaPot上):株式会社豆蔵(代表取締役社長:中原
  徹也、本社:東京都新宿区、以下豆蔵)とISITが共同で実施中の総務省「情報流通連携基盤の公共
  施設等情報における実証」実験(平成26年度)(*5)において一般公開する福岡市の公共施設等
  に関するオープンデータサイト。今後、福岡県および糸島市の公共施設等情報もオープンデータと
  して公開予定。

 BODIC.orgでは今後、TeaScoopおよびTeaPotに加えて、サードパーティからの提供も含め有償・無償の多種多様なデータファームプラットフォームを用意していきます。また、これらプラットフォーム上でのデータ提供者を広く募っていきます。
 BODIC.orgは、データ提供者およびデータ利用者がBODIC.orgを介してデータを「共用」し、さらに新しいアプリケーション、サービスを「共創」していく場となることを目指します。

《用語等説明》

*1:BODIK(ビッグデータ&オープンデータ研究会 in 九州)
昨年12月に発足した任意団体。主宰は福岡市、公益財団法人福岡アジア都市研究所、公益財団法人九州先端科学技術研究所。URLは下記。
www.bodik.jp

*2:BODIC.org (BigData & OpenData in the Cloud)
URLは下記。
www.bodic.org

*3:オープンデータ
2次利用を可能としたオープンライセンスのデータ。

*4:P-Sen (Petit Sensor Box)
本日、九州大学からもプレスリリース予定。URLは下記。
www.kyushu-u.ac.jp/press/index.php

*5:総務省「情報流通連携基盤の公共施設等情報における実証」
9月9日にプレスリリース済み。URLは下記。
www3.isit.or.jp/press/2014/09/09/opendata/

※本プレスリリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または商標登録です。

 

【お問い合わせ先】
公益財団法人九州先端科学技術研究所 吉松・古賀
TEL:092-852-3453/092-852-3450
FAX:092-852-3455
E-mail:bodic.org@isit.or.jp